202610/13Tue
第4回“認知症になっても行きたい場所へ“開催をしました!
\第4回「認知症になっても、行きたい場所へ」を開催しました!/
2026年10月13日(火)、第4回「認知症になっても、行きたい場所へ」を開催しました。

今回は、JR武蔵小金井駅周辺の小金井市中央商店会を訪問。認知症になっても安心して外出や買い物を楽しむために、地域にどのような工夫やつながりがあるとよいか、まち歩きとお店への聞き取りを通じて考えました。
昼間と夕方では、まちの見え方が変わる
駅周辺は昼間の人通りが多く、困ったときに声をかけてもらえることが期待される場所です。しかし、時間帯が変わると、見慣れたまちにも違った課題が見えてきます。
参加者のお一人が、今回の活動とは別に夕方のまちを歩き、道に迷ったときの目印や案内表示について確かめた体験を共有してくださいました。
「お店のシャッターが閉まっていて、電柱を目印に歩きました。でも、表示がなかったり、薄くなっていたりして、自分がどこにいるのか分からなくなりました。見やすい表示があるとよいと思いました」
この体験から、人通りの多さだけでなく、時間帯による変化や、現在地を確認できる目印も大切であることに気づきました。
ポイントカードから生まれる、ゆるやかな見守り
今回は、亀屋本店の斎藤社長に、お客様への対応や、お店で行っている工夫を伺いました。

参加者の皆さんが共感されたのは、紙のポイントカードをきっかけとした、ゆるやかな見守りです。
カードに記載されたお名前を通じてお客様を知り、日々のやり取りの中で気づいた変化をスタッフの皆さんで共有しているそうです。詳しい個人情報をすべて把握するのではなく、普段のお買い物を通じて関係を育み、その方に合わせた対応につなげています。
元気なときから通い慣れたお店があり、自分を知っている人がいる。
そんな日常のつながりが、認知症になっても買い物を続ける支えになるのではないかと、皆さんで考える機会になりました。
参加者から寄せられた声
まち歩きや意見交換では、次のような気づきや希望が挙がりました。
安心して歩けるまちに
道路の凹凸や傾斜、滑りやすそうな路面、信号の切り替わりの速さが気になるという声がありました。
駅前の人や自転車の多さについても、周囲の配慮があると安心できるとの意見が出ました。
休める場所と、分かりやすい案内を
ベンチや、お店でのお水の提供を評価する声がありました。
休憩場所の設置・管理とともに、見やすい案内表示や、現在地が分かる地図を求める意見もありました。
自分に合った方法で買い物をしたい
現金で支払える安心感を大切にする声と、キャッシュレス決済に早くから慣れておくことを考えたいという声の両方がありました。
支払いに時間がかかっても、落ち着いて買い物ができる環境も大切です。
地域のお店に理解者が増えてほしい
ポイントカードのような身近なきっかけから、自然なつながりや見守りが生まれることに共感が集まりました。こうした理解や工夫が、ほかのお店にも広がってほしいという希望がありました。
買い物以外の外出も続けたい
病院や公園など、行きたい場所へ出かけるための移動や支援についても考えていく必要があるとの意見が出ました。
今回の活動では、道路や案内表示などの環境と、地域の人とのつながりの両方が、安心して外出するために大切だと改めて感じました。
参加者の皆さんの声を地域資源MAPづくりに生かし、認知症になっても「行きたい場所へ行けるまち」を、地域の皆さんと一緒に考えていきます。
中央通り商店会の皆さま、亀屋本店の斎藤社長、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
次回は2026年11月24日(火)、最終回の「まとめワークショップ」です!
これまでのまち歩きや話し合いで見つけた地域の資源と課題を振り返り、MAPづくりに向けてまとめていきます。






