202305/29Mon

開催しました!「ヤングケアラーフォーラム」第2弾!~機能不全家族とアダルトチルドレン~

\皆さま/
5月28日(日)ZOOMオンラインにて「ヤングケアラーフォーラム」第2弾!~機能不全家族とアダルトチルドレン~
多くの方々の参加を頂き無事終了いたしました。
今回は「こども家庭庁 支援局 虐待防止対策課自治体支援係」「東京都福祉保健局少子社会対策部家庭支援課子育て事業」
「小金井市教育委員会」の方々にもご参加を頂き多くの多面的な方向のお話を聞き「小金井市オリジナルヤングケアラー」支援を考える
イベントになりました。小金井市教育委員会大熊教育長の“ヤングケアラーへのアンケート数”から「その他」数における分析が非常に印象に残りました。「その他」数と回答をしている子供たちの答えとは「気づいておらず、それが当たり前の日常である」と言う事だと分析された事にまさにヤングケアラーOG達が「それが当たり前の日常であり気づくことはできなかった」言う答え合わせの様な内容となりました。
その数字の意味を支援者へ理解を広めていくのか。ホントに多くのの気づきを頂きました。

又、ヤングケアラーOG体験Aiko Komedaさんの~機能不全家族とアダルトチルドレン~
ドキュメンタリー動画と可視化された「機能不全家族・アダルトチルドレン・ヤングケアラー・等」は圧巻です!
是非皆さんもこの図をご覧いただけましたら幸いです!

まとめ…
“ヤングケアラー当事者には今その状態が大変なのかと言う状況は意識できない時間であると言う事。”
あくまでもその最中の当事者の支援を考えていくか?と言う具体的な話もありました。
引き続きこの多職種連携し多面的な伴走型支援の仕組みづくりを継続していく予定です!
引き続き今後ともご協力参画応援を頂けましたらお願い申し上げます。

又この場を借りてご登壇を頂きました皆さまにお礼を申し上げます。
誠に貴重なお話を賜りありがとうございました。

▼当日の切りぬき動画▼
第2弾ヤングケアラーフォーラム~機能不全家族とアダルトチルドレン~
“子ども時代のヤングケアラー経験は点数になりませんか?“

【当日の事前ヤングケアラーOGアンケート】※一部抜粋です!
■現在私は高校三年生ヤングケアラーとしておばあちゃんのケアをしているのですが、自分のメンタルケアはどのように大切にしていましたか?教えてほしいです 
米田さん回答
私自身と夫(ビジネスケアラー)の体験談。私が高校生の時はスクールカウンセラーといった安全な大人との会話がメンタルケアに繋がっていました。
家では1日の終わりに自室で映画を鑑賞したり、少しだけでもいいので一人の時間を作るように心がけました。あとは行政の心の相談ダイアルを使うこともメンタルケアに役立つことがありました。
夫は過去に、就労しながら祖母を介護していたビジネスケアラーでした。夜の介護が終わったらジョギングに行っていたそうです。
同じ家にずっといるとどうしても気まずかったり、自分の気が滅入るので、外でジョギングすることが息抜きになっていたそうです。参考になれば幸いです。
やぶさん回答
自分のメンタルケア―を意識していたわけではありませんが、メイクをして学校に通うことを大切にしていました。
これだけはさせて欲しいと親に頼み込んだりしていたのですが、
メイクをすることで家でいる自分とは違った自分でいられる時間、切り替えを無意識に作って、自分を保つ方法にしていたもかもしれません。
かおたん回答
当時は、“メンタルケア”や“自分を大切にする〝という意識がありませんでしたが、出来る範囲内で好きなことをしてたことが、結果的に当時のケアになっていたと思います。
当時は、“メンタルケア”や“自分を大切にする〝という意識がありませんでしたが、出来る範囲内で好きなことをしてたことが、結果的に当時のケアになっていたと思います。
山下さん回答
私は高校3年生の頃は、今振り返れば大変だったけど、その頃はもう家族のバランスとることが最優先で自分のことに全く目が向いていなかったので、ケアー出来なかったです
■元ヤングケアラーの方の伝えたいこと
米田さん回答
世の中にさまざまな名称や定義がありますが、自分のしんどさは自分の物差しで決めたらいいと思います。
ヤングケアラーなのか、そうじゃないのか、定義は何か、一般的にはどうか、世間の目、これらは他人軸です。
他人軸に重心を置きすぎることで、心がつぶれていくのではないでしょうか。
「家族」そして「子どもの自分自身」の辛さを、他人や世間の物差しに合わせることが、現代には歪として結果に出ていると思います。
持論や思想を過度に広める必要はありません。自分の中に確固とした意識があれば、あなたは存在しています。
あなた自身の傷はあなたにしか癒せない。あなたには癒す力がある。
やぶさん回答
家族の形が多種多様にあるように、親子関係もこうであることが正しい形だということでもありません。
例えば親やきょうだいから離れて暮らす事になっても、それは裏切りや一生のものではなく、”一旦置いておく”だったり、”一旦休憩している”というように、
白と黒だけではなく、その他の選択肢もあると思って、今決めない事や後回しにした方がいいこともあると自分の選択肢の中にいれてみると色づいってくると思います。
かおたん回答
影響のない人は居らず、誰もが影響しあって生きてます。
どんな場所・立場でも、簡単に決めつけずに、まずは話を聞く姿勢の大人が増えてほしいです。
山下さん回答
家族なのに、家族のことをしんどく感じてしまう自分を責めてしまうことがあると思います。
でも、自分のその気持ちを無理して蓋しても環境か良い方には好転はしないです。
大変。しんどい無理と声をあげることが家族にとっては必要なこともあります。
自分を、大切にすることが自分の大切な人を守ることにも繋がって行くと思います。
子ども時代を子どもとして過ごせなかったと思うが、大人になってから困ることはどういったことか知りたいです。
米田さん回答
心理的な問題やトラウマを抱えたまま大人になるので、社会人としての対人スキルや職場での人間関係の構築に苦悩が多いと思います。
例えば、業務中にトラウマを思い出しパフォーマンスが落ちる事、不安症状が出て不眠症になり遅刻や欠席が起こるなど。
また、私の事例ではないですが、スーパーで些細なことで激怒する人、職場で人間関係をわざと壊したり執着する人、自分の機嫌次第で周囲の人を振りまわす人等、彼らにも似た境遇があると思われます。
やぶさん回答
物足りなさや、自分にはない物に意識が生きがちでした。それを自分自身で作り上げていく発想がなく他人に求めてばかりいたので、相手をコントロールしようとしたり物わかりの悪く、心が疲弊していました。           こんなにもがんばってきてのにも関わらず、そのような生き方だと誤解を招いてしまい人間関係がうまく築けませんでした。
かおたん回答
おかしな話ですが、自分自身の生活の責任を取れないことです。
過去も現在も、家族の事は整えることが出来る分、しっかり出来てると思われますが、自分の事を放棄してしまう時があります。
山下さん回答
対人関係の作り方が今でも苦手だなと感じます。
相手に必要な人にならなければいけない。という気持ちと自分を大切にしてほしいと思い距離がちかくなると相手に求めることが大きくなってしまう。
そのバランスの悪い感情に振り回されてしまいます。
最近上司に言われたのは、山下は自分のことに鈍感すぎて、崖のギリギリでも助けを求めrてくれたらいいのに、
崖から落ちて落ちてから落ちちゃった助けて。なので昨日まで不通だったのになぜ?って周囲が焦るって言われました。
行政に求めたいことは何ですか?地域や、身近な人に求めたいことがありますか?
米田さん回答
自治体には、機能不全家族に関して、知る・学ぶ・実行する機会を作ってほしいです。
今はヤングケアラーの定義(何時間介護すればケアなのか、年齢等)について話し合われることもしばしばですが。
それとは別に、俯瞰的に学べる機会を設けた際には、自治体にも積極的に参加してほしいです。
地方自治体には、本イベントといった学びや啓発の場にもっと積極的に参加してほしい。どうしても、他県や他の市町村と連携することに課題があるようなので知識にムラが出てしまう。
身近な人には、先入観に囚われず「家族の形って色々あるんやなぁ」と広く思ってほしい。
やぶさん回答
世代間による教育概念や時代背景からヤングケアラーの存在を評価せず、いまの時代背景だからという必要な共通意識をもって欲しい。
かおたん回答
地域の人や身近の人に、情報が届いてなければ、支援につながらないと思いますので、行政の方には、いろんな場所から発信をして頂きたいです。
『様々な事で困っている子供が居る』、『子育てを家庭だけの責任にしないこと』などが“常識”になれば、支援を受けたい人も支援したい人も行動しやすくなります。
山下さん回答
自治体と最近話したんですけど、相談支援窓口つくるだけでは意味ないんです。例えば、お腹空いてる子にその場で食べ物渡して良かったね。で満足されても、その子はその次の日もさらに次の日も食べ物がないと生きていけないんです。
なので、具体的かつ継続的な支援をすること。例えば高齢者の介護問題で困っているなら、その家庭に必要な支援出来る所と行政が繫ぐ。そしてヤングケアラーのご家族に支援の提案をしサービス利用に繋げるまでしてほしいなと思います。
支援への具体的要望
米田さん回答
私の中学生時代の実体験でいうと「家庭教師+傾聴」に助けられ、今後そういう機能を合わせた支援サービスは重要だと切に思います。
既存の類似サービスで「学問の場を設ける」ことは既にありますが、傾聴(カウンセリング)の役割の方が子どもの伸びしろに影響が強いのではないかと思います。
中学の時、家族のことや自分のメンタルが影響して、成績がめちゃくちゃ下がりました。学年でほぼビリです。
当時、不眠症や健忘の片りんが出ていましたので、日常的に体調も悪く塾には通えませんでした。自己流の勉強法も続かなかったです。
そんな中、成績の悪さを危惧して、親が家庭教師を雇ってくれました。これが正解でした。
その家庭教師はすごく良い先生で、勉強の時間の前に私との対話を丁寧にしてくれる先生でした。先生を通して何か行政の支援につながることは無かったものの、
月に何回か、安心して泣きながら家族の悩みを吐き出せるのは大切な時間でした。そして、勉強に励むことができ、成績は順調に上がりました。
やぶさん回答
親が障害者の場合、支援の有無は親本人がきめることになる、その背景にいる子供が親を支援してほしい(施設に入って欲しい)と思っても決定権がなく、
その後とても大変な目にあいました。親への支援を積極的に取り組むことをしてほしい。
かおたん回答
高校生くらいの年で、家を出たいといった場合「生活保護を使って、自立応援」をしてもらいたいです。
山下さん回答
⑤と同じで、ヤングケアラーの相談支援、悩み相談で終わらせずに具体的な介入の検討をしてほしいなと思っています。
子ども達からの声を待つのでは遅いと思っています。
子どもにとって親や家族って自分の生活の大きな部分を担っています。
しんどい、大変だと思っても声を上げるのは簡単ではない。
だからこそ、こどものミニ化にいる大人が「ちょっと気になる子」をみつけてそしてその「ちょっと気になる子」の家庭事情、必要な支援を考えることが大切。
相談しても動いてくれなければ、子どもにとっては何もしてくれないんだっておもわせるだけ、在宅で介護している子どもにはヘルパー派遣。きょうだいの暴力に悩んでいるなら
当事者かきょうだい本人にショートステーとかスピード感をもって対応してほしい。
ご自身がヤングケアラーと認識できた切っ掛けは?
米田さん回答
時期は2020年頃です。それまで全く無自覚で、ヤングケアラーやきょうだい児や機能不全家族といった言葉も一切知りませんでした。
当時はとにかく自分の生きづらさの原因を知りたい時期でした。生き方を変えたい、自分に向き合いたい、そんな思いでネットにかじりついてました。
「生きる 辛い」「家族 トラウマ」「家族の悪夢をみる」など検索していくと、自然と機能不全家族やアダルトチルドレンの情報が出てきました。
そこから深堀していく中で、ヤングケアラーという存在をネットで知りました。
自己認識できたかと聞かれれば、正直言ってありません。「そうなのかもね」くらいなものです。
ヤングケアラーの自助会でも認識についてヒアリングしたところ、ほぼ全員が「そんなに胸を張っていえるほど自覚がない」といった認識でした。
その、当事者意識を感じづらい点も、ヤングケアラーの課題でしょうね。
やぶさん回答
ヤングケアラーだと気づく前に、30歳手前で出産、子育てを経験する中で自分が子供の頃に虐待されていたことを気づいたのが先でした。
その後、子供の頃児童虐待を受けた方の自助会に参加して話をする中で、親が障害者で面倒をみていた状態で虐待を受けていたと認識していた人はいなかった。
おそらく自覚していなかっただけで、いたんだとは思います。ただ、自分の体験は児童虐待というくくりだけではないような、そんなもんじゃない気がしていた頃に、
UPTREEの阿久津さんに出逢いヤングケアラーだったんだと知りました。
かおたん回答
ヤブさんとの出会いで、「ヤングケアラー」を知り、「ああ、わたしはヤングケアラーだったんだ」と認識しました。ここ2年近くです。
今の国の政策に、何を望むのか
米田さん回答
国の政策というと、子ども家庭庁でしょうか。(自治体については学び・知る・実行する機会が増えることを望んでいます)
子ども家庭庁について、全ての定例会や会議資料を拝見した上で思うことは、組織を縦割りにし、内閣府がコントロールし、公平性が失われる事態を止めてもらうことを望みます。
やぶさん回答
困難女性支援法、特定妊婦の内容の見直し、男性目線の制作も取り入れてもらうことを望みます。ヤングケアラーの子ども達が関わってくる支援は大人になっても必要なものもあるため、その後も重要です。
かおたん回答
子ども自身が、自分の事を決められる権限を、やり直しも出来るような仕組みで作ってもらいたいです。
山下さん回答
きょうだいがヤングケアラーなんだっていうのが私にはびっくりでした。
姉のことや家の家事とかをしてきたわけではないので。
ヤングケアラーが表に出るようになり、心理的な面で家族を支えてきたこと子ども時代は「ヤングケアラーである」の解釈でそうなのね。ってなりました。
介護者として必要とするサポートは色々あると思いますが、周りが(比較的簡単に)できることを挙げるとすると?
米田さん回答
周りが家族に積極的に介入すること、家族のケアで疲弊してる人がいたら外泊できるシェルターがあれば理想ですが、ハードルが高いですよね。
比較的簡単な案でいうと、例えば、Yahoo知恵袋やツイッター、色々なアプリで10代20代の若年層が「しにたい」「家族がつらい」「学校いきたくない」などの病んでる声を見つけたら、積極的に声をかけてあげてほしい。
話聞く・相手を否定しない、それだけで十分です。彼らの多くは自己肯定感が著しく低く、「自分はとても変な悩みを抱えてしまっている」と罪悪感を感じてることが多いです。
本名を公表する必要もありません。私も匿名アカウントで、アプリでしんどそうな若者がいたら声をかけるように心がけています。
(まともに話を聞いてくれる大人の存在は、ネット性犯罪の抑制にも繋がります)
かおたん回答
すみません、思い浮かびませんでした。
ただ、何気ない日々を一緒に過ごし、大人の事情等で、子どもを結果的に否定しないでほしいのと、家庭への義務感を与えないでと思いました。
山下さん回答
私先日地元の自治体とヤングケアラー支援について話していたのは公式LINE等を使った個別相談システムです。公式ラインだと当事者と運営しかそのやり取り見えないのです。なので、
自分の気持ちがしんどくなったらとりあえずそこに書き込んて自分の中に押し込めないで、その感情を置いておく場所を作ってあげる。返信する側はすぐに返信はする必要なくて、
返信する時間はあらかじめ伝えてはおきますが緊急性がない限りはすぐに返信は必要ありません。大切なのはヤングケアラーの子が安心して気持ちを吐き出して、置いて置く場所があること。
そして、必ず後日それに対して返してあげること
何かが違うと気付いたのはいつ頃で、そのきっかけは?
米田さん回答
時期は2020年頃です。それまで全く無自覚でした。
当時はとにかく自分の生きづらさの原因を知りたい時期でした。生き方を変えたい、自分に向き合いたい、そんな思いでネットにかじりついてました。
「生きる 辛い」「家族 トラウマ」「家族の悪夢をみる」など検索していくと、自然と機能不全家族やアダルトチルドレンの情報が出てきました。
その中でヤングケアラーについての情報もあったので、読み解いていくと、「自分にめっちゃ似てる!」と思いました。
もちろん、家族にこのことを話せば、私の頭がおかしいという話になるのですが…
私は私のために向き合いたかったので、ヤングケアラーやアダルトチルドレンであることを間違っててもいいから「自分にもそういう面がある」と認めることにしました。
やぶさん回答
小学生の頃から親の機嫌や体調によって学校にいけなくなったり、警察や病院に行くも多く何かが違うというか、いつも騒がしい何かが必ず起こる家だとは思っていました。
初めは漫画やドラマに出てくる家の事で困った子どものシナリオと似ていて、共感したり涙したりすることから始まりました。
最後はテレビのニュースで虐待の事件が報道されること、目にすることが増え、気づき出しました。
かおたん回答
社会に出て2年目の16歳頃、職場を変えていろんな大人の人と話すようになってからです。ちなみに、初めて就職した場所は、独特な職場だったので、気付きませんでした。
山下さん回答
私は30代過ぎて、姉のことは親なき後も見れると思っていたんです。でも、父が長期出張に行って姉と二人になって出来ないってなって、
私と同じ立場の人ってどうなってるのーってなり紹介きょうだい会を検索して出会いそこで気づきました。

▼参加後のアンケート▼
本日登壇者“komedaさん・やぶうちゅうさん“・“やましたのぞみさん“山本かおりさんへの応援メッセージをお願いします。

■皆さまご登壇お疲れ様でした。今日初めてお話しを伺ったKomedaさんのお話は、阿久津さんの言われる通り明解で圧倒的でした。ありがとうございました。”,”この内容で2時間、悩ましいですが、充実の内容でした。ありがとうございました。”

■皆さまグッジョブ!!!!!!!!!!!!!”,”今後、政府、自治体と当事者が協力できる未来が想像できました。どうか想像だけにとどまらず実現化していきたあいです!!!!”

■皆様のお話を聞くことができ,とても学びになりました.本当にありがとうございました.”,”私自身,今後ヤングケアラーの主観的経験について研究をしたいと思っており今回参加をさせていただきました.まだ研究計画段階ではありますが,今回の登壇者の方々のお話を聞いてさらに研究の必要性を再度理解することができました.ありがとうございました.”

■それぞれ、落ち着いてきちんと、行政に対してのご意見を発表している姿に感銘受けました。”,”肝心の市役所の中の人間が、おそらく、ほとんどいないであろうことについて、貴団体では、教育長以外の市役所関係者にどのようなアクションをしているのか、気になりました。

条例をつくる方向で、とにかく、キャンプをやることを目標とするということなのか、貴団体がどのような関係者との連携を進めようとしているのか、そこがわかりませんでした。

足元の小金井市をどのように耕して行こうとするのか、次回は、教えてください。”

■自身の経験談などお話していただき、大変ありがたく存じます。

当時の話はしづらいことも多々あると思いますが、それでも当事者の方のお話は大変ありがたいので、お話ししていただいたことに感謝しかないです。

本当にありがとうございました。”,”登壇者がたくさんいて、どちらの方も話も大変参考になりました。

学びの深い2時間でした。”

■komedaさん・やぶうちゅうさんのお仕事や活動については、すばらしいとしか言いようがありません。ご自身の並外れた能力を生かして進んでいかれるのだろうなと拝察します。

やましたさん、山本さんの活動については今日はあまりお聞きすることはできませんでしたが、お話しされることばがひとつひとつ胸にしみました。今後もお話しを伺う機会があればぜひ参加させていただきたいです。今にして思えば、ヤングケアラーであった自分ですが、自分のことを語ることは勇気も気力もいることだと感じています。自ら発信されている皆様に敬服しています。”,”当然かもしれませんが、戦略や見通しをもって、行政や企業も巻き込んで活動を着実に進めていらっしゃるUPTREEの皆さま、素晴らしいです!! 参加させていただき感謝申し上げます。間違って1時に入室してしまい、スタッフの方々の準備の様子も拝見してしまいました。ごめんなさい。でもオンラインでの講座運営についても学ばせて頂きました。

ヤングケアラーについて、ましてや機能不全家族の支援については、杉並はまだまだ始まったとも言えないような段階、すべてがこれからです、ヤングケアラーの方々のことばを一言一言かみしめています。まず、当事者の方々から学び、現場で活動するスタッフのスキルアップを図り、現場、地域で、当事者の方々と一緒に楽しい活動ができたらなと妄想がふくらみました。

個人的経験から、認知症の高齢者や子どもにとっても、戸外での活動は気持ちが解放されていいなと感じています。キャンプいいですよね!”

■人との繋がりや、身内との縁とはもしかすると断絶出来る事かも知れませんが、自分自身の経験や体験の記憶は消すことは出来ず、時にはそれが辛く前向きな気持ちになれない事もあるかも知れませんが、自分の人生をどうぞ自分らしく生き抜いて下さい。”,”ヤングケアラー当事者は、自分の抱えている問題に気付かずにいる事も多いなか、学校での先生の存在が重要になってくるのではないかと思われるが、先生(特に公立)の職場環境や働き方が昨今問題となっている中で、果たして問題を抱えた子供達に十分な気配りやサポートが出来ているのかが疑問に思え、今後の日本の教育現場について改善や改革が必要なのではないかと危惧しました。”

■貴重な体験をお聞かせいただき有り難うございました!これからの支援の差㎜校にさせて頂きます。”,”広く手が届くような、あたたかな語りの場がいくつも出来て、必要な方に届くと良いと思います。こどもオンブズパーソンもそうした場所の一つだと思いますが、現実的にはまだヤングケアラーの声は届いていないのかも。困りごとに早く気づいてあげるには、身近なご近所の力が必要ではないかと思います。”

202305/01Mon

\ヤングケアラーフォーラム/第2弾開催のご案内!

\ご案内!/
第2弾“ヤングケアラーフォーラム“ZOOMオンライン開催します!
昨年7月に開催をしました「ヤングケアラーフォーラム」※昨年詳細は下にスクロールしてください※
に続き、小金井市にてヤングケアラーの支援を考える続きの内容になります。

今回は「機能不全家族とアダルトチルドレン」こちらの内容を経験をされた当事者講師
CreDes・クリエティブデザインAiko Komedaさんをお迎えし自ら“監督・撮影・編集”をされた
ドキュメンタリー映画「おにい~筋ジスになって絶望はないの?」放映後、
監督当事者の経験談“機能不全家族とアダルトチルドレン”をお聞きします。
前回同様“ヤングケアラーOG”も参加です!

又、現在の国の政策・東京都政策を“こども家庭庁支援局虐待防止対策課自治体支援係”
“東京都福祉保健局少子社会対策部家庭支援課子育て事業“ご担当者にお越し頂き
お話を頂く事になりました!
自治体(小金井市)との関係はどのように支援の形を進めていけるのか?
参加者の皆さんと共有の時間を作り「ヤングケアラー支援小金井市版」を形にできたらと思います!

今回も参加対象は“小金井市、在住・在勤・在学“となりますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます!

ご参加希望の方は下記のまで件名に“ヤングケアラーフォーラム希望”とご記入の程お願い申し上げます。
お申込み先➡「ヤングケアラーフォーラム申し込み」”

202207/31Sun

\ヤングケアラー支援を考えるフォーラム/を開催しました!

皆さま 2022年7月30日「ヤングケアラー支援を考えるフォーラム」をオンライン開催しました!
小金井市内多くの皆さまのご参加を頂きました事感謝申し上げます。
当日多くは支援者の方々のご参加になりました。
※全国から参加希望頂いておりましたが自治体レベルでの開催をさせて頂きました、ご理解の程ありがとうございました。

参加後登壇者:やぶうちゅうさん山下のぞみさんへのメッセージを頂きました!

□「自分らしく生きる」ことに真摯に一生懸命取り組んでいらっしゃるお二人に、とても勇気をいただきました。ありがとうございました。

□お二人ともしっかりした考えを持って、ちゃんとした大人と感じました。 ヤングケアラーの気持ちを理解した最良の支援者になれると思います。

□今日印象に強く残った言葉は「気にかけてくれる大人がいるということを知るだけで気持ちが違った」というものでした。

□貴重なお話、ありがとうございました。お話しされることが負担になることもあると思いますが、それでもお話しいただけたことは、今後、課題に取り組む方たちにとって、とても重要な情報になり、知識になりました。

※フォラームは下記のご質問に答える内容になりました。

元ヤングケアラーへ事前アンケート】※一部抜粋
◆みなさんにとって一番心強かった・または心に残っている出来事、人物はどんな出来事、またどんな方だったのでしょうか?お差し支えなければ教えていただきたいと思います。
◆どういう声かけが周りからあると自分のことを話せますか?
◆ご両親の仲はどうだったのか?
◆当時、誰かに助けを求めましたか。
◆私たちに何ができるのか、率直な気持ちを教えてください。
◆ヤングケアラーであったことによる、職業への影響はありますか?どのような仕事に就いている方が多いか、など判りましたら知りたいです。併せて、ヤングケアラーであったことが、将来に影響を与えていると思うことについて、教えて頂ければと思います。また、ヤングケアラーを脱することが出来たきっかけなど教えて頂ければと思います。

自治体へ支援の要望・希望】※一部抜粋
■子どもに接する時間が一番多いのが学校であることを考えると、先生だけでなく、 学校を取り巻く関係者への意識啓発をし、サインを見逃さず、適切な支援策につながるようにしてほしい
■ヤングケヤラーになるべく負担をかけない機関が有れば良いです。
■学校(担任)との連携
■とりあえず、担当部署をつくってほしい。
■私もとても気になる質問項目です
■相談できる場作り
■まずは啓発活動から、正しい知識を広めてほしい
■相談窓口が役所一か所ではなく、ヤングケアラーが行きやすい場に設けてほしい。
■市内のヤングケアラーについてまずは実態調査をしてほしい。
■遠慮なく相談できる体制作り
■介護者手帳がいろいろな地域に広まればと思うし、認知度が上がってほしいと思う。
■実態を調べて公表していただきたい
■一般の方への周知・支援の働きかけをしてほしい。実態把握がどの程度出来ているのか知りたい。

参加後のアンケート】※一部抜粋
Q:本日の話を聞き自治体支援の必要な具体的な支援とは何かと思いましたか?
□学校での支援も必要であるが、学校と例えば保健所などとの連携、多職種連携が必要だと思いました。
□支援の声をどうやって「本人」に届けるか、どういう事だったら関心を示してもらえるか、一言「助けて」と言えるか、当たり前のことになればいいな、と思います。
□ご近所の顔が見える地域づくり。
□ヘルパーとして入ることで、負担になること。しっかり研修などを受けた専門的なヘルパーが必要なのかと思いました。また、同じ境遇の人たちの横のつながりも必要な支援だと感じました。
□自治体の支援策で今必要なことは、本日のような知る機会、学ぶ機会、当事者から声を聴く機会なんだと思いました。どうしても支援者側の意思ばかりが働いてしまい、当事者が置き去りになることを避けなければならないですし、当事者の負担にもなってはいけないので。

今年度引き続き「ヤングケアラー支援を考える」勉強会を開催予定です!
一緒に支援の仕組みを考えていく方をお待ちしております!

12