201607/24Sun

認知症カフェおれんじ 店長ゆう屋のつぶやき!

小金井の認知症カフェに、NHK首都圏ネットワークの、
取材クルーが入って、7月30日、カフェの雰囲気を、
家族の介護をされている高齢の方などを、取材されました。

NHK

実際の放映はわずか2,3分ばかりだとは思いますが、

8月3日水曜日、夕方6時10分から、6時30分すぎまでのNHK首都圏ネットワークの中で、流されるそうです。

わたしは、最初少し、カメラが入ってやりにくい感じは、
ありましたが、代表や他のスタッフがいつもと変わらずやっている姿を見て、いつも自然体でいられるのはいいな、と。
あくまで利用者の方が、楽しく、気持ちよく過ごされればいいので、
途中から気にならなくなりました。

それから、当日は、高校生1年生男子生徒ひとりが、認知症カフェ・おれんじで夏のボランティア(高校の授業のカリキュラムの中で、自分で選んで1日ボランティアをする)に参加。

わたしの横についてくれて、主に食事のオーダーを取りにいったり、
お膳を運んだり、金額の計算など、大活躍。
さらに感心したのは、気が付いたら、人生の大先輩である、利用者の隣に座って、話に聞き入っていた姿です。戦争の話なども、聞こえてきましたが、

他のスタッフにも大絶賛され、最後の「振り返りの時間」までいてくれて、ポケモンGOはやらないという彼は、はじめてボランティアをやって、楽しかった、と。小金井の江戸野菜、地元の大きな白ナス、プチトマト、万願寺ししとうなどを、
おかあさんへのおみやげに持って帰りました。
高校1年生の、1日ボランティアの夏は終わった。

高校生の彼がボランティアの仕事の途中、このカフェって、
経営は成り立っているんですか?
という言葉が印象的で、多くのサポーターといわれる、
無償のボランティアの方々の存在などによって成り立っているわけで、
読みがしっかりしているなあ、と感心。

また、利用者の中で、お母さまを連れて参加してくださる娘さんが、
ここに来るようになって、
お母さまへの対応に、少しゆとりを持てるようになりました、
と言われていたのがうれしかった。

認知症は決して特別なことではなく、
認知症への理解をシンプルに深めることと同時に、

介護者が孤立しないように、
いろいろなことを話せたり、
ささやかなリフレッシュできるような場所として、これからも、
認知症カフェ・おれんじを通じて、
まずは目の前のできることをやっていきたいものです。

店長:ゆう屋

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