201508/13Thu
介護者の声
世の中、夏休みお盆休みと連休ですが、介護者に休みはありません。逆に介護事業所も休みな所もあり、家族の負担は多くなります。
2日程前に代表電話に「少し良いですか?」と電話がありました。20年両親の介護を1人やってきた方でした。
一人っ子の、全てが1人に多いかぶさってしまっている介護です。
号泣しながら「もう介護を止めても良いですか?」と問いかけられました。
介護を止めることは、介護者みな躊躇し、他人に任せると言う事に踏み出せません。共通して介護者が介護を外部他人に依頼する時期は、介護者自身が精神的にボロボロになってしまい、最悪は介護者が病気になってしまってからです。
そこまで、追い詰められ、やっと他人の世話になると言う傾向が多々あります。今回、連絡を頂いた方は、専門職の方々のアドバイスも追い込んでいる様子です。「何で、他の人は出来ますよ」「頑張って、あなた1人しか居ないのだから」・・・。良かれと思ってのアドバイスかもしれませんが、基本、介護者は他人と比べられる比較対象はありません。100人いましたら、100通りの介護のあり方です。「頑張って」介護者は言われなくても限界まで頑張ってます。言われたことで、プレッシャーとなり追い込まれています。
・介護者は常に頑張っています。
・介護者に比較対象者はいません。
今回のご相談内容は、悲痛な叫びと思い代弁しました。